「終わりかもしれない」C・パレスMF鎌田大地の不振に現地メディアは今冬移籍市場で後釜獲得に動くと指摘「最も期待外れ」
イングランド・プレミアリーグのクリスタル・パレスに所属する、サッカー日本代表MF鎌田大地は今夏移籍してから思うような活躍ができていない。鎌田の現状、そしてクラブの成績が思うようにいかない中で、現地メディア『GIVEMESPORT』は日本代表選手の後釜獲得に今冬移籍市場で動くと指摘していた。 【写真】欧州日本人、高額年俸ランキング2024 昨夏の移籍市場で、セリエA・ラツィオからパレスにフリーで移籍した鎌田。ブンデスリーガのアイントラハト・フランクフルト所属時代に、UEFAヨーロッパリーグをともに制したオリヴァー・グラスナー監督との再タッグということで活躍が期待されていた。しかし、ここまでリーグ戦15試合に出場しているものの、なかなか思うような活躍ができていない。 同メディアは、「鎌田は、前所属クラブのラツィオとの契約を更新しなかったため、フリーでサウスロンドンに到着した。この攻撃的MFは、リーグ8試合に先発出場しているが、良い形で存在感を示すのに苦労している。パレスは移籍金を一切負担していないにもかかわらず、鎌田は週給15万ポンド(約2940万円)と言われており、彼のパフォーマンスはこの給与水準の選手に見合っていない」と、クラブで最高水準の給料に見合わない活躍しかできていないと鎌田の現状を分析。 そして、「グラスナー監督は攻撃陣の選択肢に満足していないとみられており、鎌田はおそらくこれまでのところこの部門で最も期待外れの選手だ。今シーズンのプレミアリーグでパレスより得点が少ないチームはわずか3チームしかなく、この日本代表選手はまだ1得点にも貢献していない」と述べた上で、「ベンフィカに所属するヤン・ニクラス・ベステの獲得に関心を示している。これは夏の加入以来目立った活躍がなかった鎌田のパレスでの終わりを意味するかもしれない」と、鎌田の後釜獲得に早くもクラブが動いていると報じていた。 また、「ベステが主なターゲットであるため、チーム内での鎌田の地位は危うくなる可能性がある。移籍金を支払っていないパレスは、この28歳の選手と簡単に別れる可能性があり、パレスでの彼の時間は突然終わりを迎えることになるかもしれない」と、新選手を獲得した場合、移籍金が発生しておらずフリーで加入した鎌田の出場機会が減る可能性を指摘している。
フットボールチャンネル編集部