経団連、中期ビジョン策定へ 外国人労働者の拡大提言
経団連の十倉雅和会長(73)は30日までに共同通信などのインタビューに応じ、日本が成長するための道筋を示した2040年までの中期ビジョンを策定し、来年1月に公表すると明らかにした。日本は欧米などに比べ外国人労働者の受け入れに慎重だが、十倉氏は「欧米並みにするかどうかなどを検討し具体的に提言したい」と強調した。 中期ビジョンは「フューチャー・デザイン2040」で、高齢者数がピークを迎える40年の日本のあるべき姿を議論。社会保障制度やエネルギー政策、技術革新の推進などが柱。 外国人労働者の活用では、受け入れ環境の整備などを議論する「外国人政策委員会」を31日に立ち上げる。