アメリカ人が「東京は別世界」と感動 「圧倒的に車社会」の母国と日本の違いを感じて驚いたこととは
初めて訪日する外国人観光客にとって、日本の光景は驚きの連続。母国との違いを感じ、感激する人も少なくありません。初訪日のアメリカ人は、日本人にとって当たり前の光景を目の当たりにして、アメリカとの違いにとてもびっくりしたそう。いったい、どんなことに驚いたのでしょうか。 【写真】アメリカ人が母国との違いを感じて驚いた日本の光景の写真 ◇ ◇ ◇
父子で高尾山に登頂「いい景色でしたね」
アメリカから父子ふたりで初めて日本を訪れている、父親のリビウさんと息子のアンドリューさん。15日間の滞在で、東京、静岡、大阪、京都をめぐる予定です。 「日本のアニメも好きだったし、東京に行きたいとずっと思っていたんだ」と、念願の初訪日が叶ったことをうれしそうに話してくれたアンドリューさん。「東京なら自分も行きたい!」というリビウさんを連れて、一緒に日本へ行くことになったそう。 東京観光では、高尾山まで足を延ばして登山を満喫。頂上から、少し色づきはじめた紅葉を見ることもできました。「いい景色でしたね」と、アンドリューさんは振り返ります。
アメリカでは「自分の車が頼りの生活をしている」
東京観光を楽しむなか、ふたりにはとても驚いていることがあるそう。それは、日本の交通網の発達です。 「日本に来て驚いたのは、公共交通機関がすごく機能的なこと。ニューヨークやシカゴ、ロサンゼルスといった大都市には地下鉄もあるけど、アメリカは圧倒的に車社会です。バスもいつ来るかわからないような感じだし、自分の車が頼りの生活をしているから、東京は別世界だと思いました」 日本の公共交通機関は、正確な運行や快適さ、利便性の高さなどから、世界的に高い評価を得ています。ただ、路線数の多さや複雑な乗り換え手順などに混乱する外国人観光客も少なくありません。リビウさんも難しいと感じたようで、「だから、若いアンドリューについていくようにしている」と話します。 「線や案内板など、情報が多すぎるから迷うこともあるけど、初めてでもスムーズに移動できています」と、アンドリューさんは日本の公共交通機関をすっかり使いこなしている様子。母国との違いに驚きながらも、問題なく電車やバスを利用できているようです。 父子で初訪日を満喫しているふたり。残りの滞在でも、公共交通機関を駆使して観光を楽しんでほしいですね。
Hint-Pot編集部