マンU行きが濃厚のアモリム監督、去就についての説明を約束「試合が終わったらすべての問題について話す」
スポルティングを率いるルベン・アモリム監督が自身の去就について言及した。31日、イギリスメディア『BBC』が同監督のコメントを伝えている。 ここまで9試合を消化したリーグ戦で全勝を記録し、2位ポルトに3ポイント差をつけながらプリメイラ・リーガ首位に立つスポルティング。今季開幕から好調を維持する昨季のポルトガル王者だったが、現在は指揮官を務めるアモリム監督の去就が不透明に。エリック・テン・ハフ監督の後任を探すマンチェスター・ユナイテッドが同監督の招へいを画策中と報じられている。30日には同クラブの取締役であるデイブ・ブレイルスフォード氏が、アモリム監督との契約成立を明言。スポルティング側は合意の存在を否定したものの、複数のメディアは同監督のマンチェスター・ユナイテッド指揮官就任が濃厚と報道している。 そんななか、プリメイラ・リーガ第10節エストレラ・アマドーラ戦を前日に控えたアモリム監督が会見に出席。ブレイルスフォード氏の“契約合意発言”について問われた指揮官は、「その話をするためにここに来たのは知っているし、それは当然のことだ。しかし、それは試合後まで置いておく。試合が終わったらすべての問題について話す」と述べつつ、「今はチームに集中してもらいたいし、私もそうしたい。試合が終わったら話すことを約束する。今話せば、チームがまた不安定になるだろう」と今後何かしらの説明を行うと口にした。 また、「私は選手たちのことをよく理解しているが、正直に言うと彼らは普通ではなかった」とコメント。「タフな試合が続くなか、彼らがこのニュースに対してナーバスで不安になっているのを実感した」と自身の去就をめぐる報道がチームに悪影響を与えたと指摘している。さらに、「彼らは私のことをよく知っているし、最後の最後まで守り抜くことを証明してきた。でも、私ではコントロールできないこともあるし、私たちがコントロールできないこともある。クラブが交渉しているのであって監督が決めることではないんだ」と語った。
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