床掃除はフロアワイパーで 洗濯物と洗剤は入れすぎ禁物 シニア男性は自力でお試しあれ ゼロ家事のススメ
これまで家事をやってこなかったシニア男性向けの「ゼロから始める家事」。第2弾は掃除・洗濯編です。 1人暮らしになった後に自力で掃除ができないと、部屋にほこりや汚れがたまり、体調不良や睡眠不足の原因になることがあります。 床の掃除を楽にするには、掃除機を使わずほこりがとれるフロアワイパーが便利。ドライシートの四隅をワイパーのクリップにしっかり挟んで使います。拭くときは床に押し付けず、シートにほこりを絡めるように動かすのがコツです。床にこびりついた汚れは、ウエットシートに付け替えて拭き取りましょう。 洗濯は、洗濯機を回せば簡単にできそうですが、日頃から洗濯していなければ使い方が分からないかもしれません。普段家事を担当している家族に聞いたり、取扱説明書を読んだりして、操作方法を確認。洗濯機の上部に操作順を示す番号を書いて貼り、覚えましょう。 そのうえで、しっかりきれいにするには、衣類を入れすぎないこと。縦型洗濯機は洗濯槽の7~8割(上部に10~15センチの隙間が空くくらい)、ドラム式は約5割(窓からのぞいて半分くらい)が適量です。洗剤は入れすぎると衣類に残って逆効果になることも。洗剤によって適量が違うので、パッケージの表示を確認しましょう。(知的家事プロデューサー 本間朝子)