2階から重さ10㎏のガラス窓落下、2歳男児の頭直撃 市管理の公民館、市施設一斉点検で37カ所の危険見つかる 日置市
鹿児島県日置市東市来町湯田の市湯田地区公民館で10日、別棟2階のガラスのサッシ窓1枚が4メートル下に落下し、屋外にいた2歳と6歳の男児2人がけがを負う事故が起きていたことが22日分かった。いずれも軽傷。 校庭の大イチョウの枝が折れ直撃、校長死亡 樹齢160年以上の学校のシンボル 校長は草刈り中
市によると、窓は縦約130センチ、横約85センチ、重さ約10キロ。住民が換気のため窓を開けようと鍵を触ったところ、窓枠ごと外れて2歳男児の頭を直撃。弾みで隣にいた6歳男児の手に当たった。詳しい原因は調査中。 別棟は2015年の完成後、業者による点検はしていなかった。事故を受けて市の施設を担当者が一斉に確認したところ、37カ所で落下などの危険性があり、周辺を立ち入り禁止にした。男児2人はそれぞれ家族と周辺で開かれたイベントを訪れていた。
南日本新聞 | 鹿児島