「あぶねーなー!」電動キックボードに乗る若者が吐き捨てた言葉に驚愕!ルールもマナーもあったもんじゃないこれが無免許運転のリアルなのか
昨年の7月道路交通法が改正され、電動キックボードに関しての規制が緩和された。危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏はこう話す。 「これまではいわゆる原付扱いだったものが、原動機付自転車の特定小型に指定されました。簡単に言えば、一定の条件さえクリアすれば、免許なしでも乗れるということです。結構すごい緩和ですよね」。 ヘルメットも努力義務だというのだから驚く。 「車体の大きさは長さ190cm以下、幅60cm以下。時速制限は車道20km/歩道6kmを守れば、16歳以上はほぼ乗れるということです。この電動キックボード、もちろん世界でも広がっています。各国の動きを見てみるとその対応もさまざま。例えば、規制緩和が進んでいるフランスでは事故の多さなどから、年齢制限の引き上げや罰金など、規制が強化されつつあると聞きます」。 パリでは、住民投票で9割が禁止を指示して、電動キックボードのレンタルが禁止になった。規制緩和から1年が経過した日本で、電動キックボードの危険性を憂うある男性に話を聞いた。 -----------------
橋 保さん(仮名・56歳)は、大の車好きだ。 「唯一の趣味とも言えるのが車です。免許を取得してから、ずっと乗っています。車を初めて手に入れたのは20代後半で以来、車のある人生を送っていますね。仕事でもほぼ毎日乗ります」。 無事故無違反。ゴールド免許を持つ保さんは、運転が大好きだと話す。 「最近はめっきり安全運転になりましたね。高速でも左車線を走るのが基本ですし…。スピードに魅了されていた日が懐かしい。年々、動体視力も落ちていると感じますし、一層の安全運転を心がけています」。 温厚な保さんが、電動キックボードの話になるときゅっと厳しい表情になった。 「免許も持たない人がまるで自転車のように、あんなものを乗り回しているなんて異常だと思いませんか?実際に東京で運転をしているととんでもないドライバーによくでくわしますよ…」。 この件については、ひとこと物申したいと常々思っていたらしい。