業務スーパーの達人が教える買い物のコツ。「地味に食費を圧迫する調味料は絶対業スーがおトク!」
いろんな食材の値上げが続く昨今、買い物をするスーパーを上手に活用すれば、食費を下げることができるかも。ここでは業務スーパーを活用して節約・時短を実現、業スーについての著書もあるインスタグラムのフォロワー17万人のラッコママさんに「業務スーパーで買うもの」や「買い方のコツ」を伺いました。 【写真】業務スーパーで「大容量調味料」をおトク買い
業務スーパーで「買いすぎない」コツ
業務スーパーは大容量で安い! と評判ですが、「実際に行ってみると、普段なかなか出合わない珍しい食材や、便利な食材がたくさんでつい買いすぎてしまう…!」「大容量で使いきれなくて結局ムダにしてしまう…!」というお悩みをフォロワーさんからもらうことも多くあります。 業務スーパーでお買い物をする際は、「買い物のコツ」を意識して賢く買うことが大切。 そのコツとは、「普段からよく使うもの」で、「一般的なスーパーで買うよりも安いもの」を狙うこと。大容量品は、アレンジが効きそうな商品や保存の効く冷凍品などの「コスパ商品」、自分でつくると手間がかかる「タイパ商品」を狙うことが大切です。
地味に食費を圧迫している「調味料」は業スーで
よく使う調味料類の値上がりは、1回のお買い物では数十円単位の影響でも、年間をとおしてみると意外と家計を圧迫しています。とくにブランドにこだわりがない、よく使う調味料類は、業務スーパーの商品にきり替えてみましょう! 量が多ければその分価格も下がりますし、業務用だからといって品質が悪いなんてこともありません。たとえば、キャノーラ油はスーパーで買うと1000gで400円前後しますが、業務スーパーでは300円をきることも。食塩も一般的なスーパーで国産の天日塩を買おうとすると300円前後することもありますが、業務スーパーで売られている天日塩はオーストラリア産で1kg150円前後とおトクです。
一般的なスーパーの価格と比較することが大切
有名なメーカー品の製造をしている工場でつくられた商品があったり、メーカー品の「業務用」などで価格が安くなっていたりもします。 そのため量が多いものだけでなく、一般的な量のふりかけやレトルト品、メーカー品のハムやベーコン、お鍋シーズンに便利なくずきりなども、ほかのスーパーよりお手頃価格で購入できる場合があるのでチェックを。
手間はコスト。「タイパ」がいい商品を選んで
とんかつやチキンカツは人気商品のひとつです。価格が安いのはもちろんですが、味がとてもいい! 衣のついたカツをつくろうとすると、卵に小麦粉にパン粉に…と準備しなくてはならないものが多いですよね。準備が手間になることで、結局惣菜に頼ってしまったり、外食してしまうぐらいなら、手間をかけずにおいしくいただける商品を使って、食費を下げましょう! 冷凍ハンバーグやチャーハンなども価格が安く、お弁当などにもアレンジがききますし、タイパもコスパもいい商品です。 みなさんも賢く「業スー活」してみてくださいね。
ラッコママ