女子ゴルフ新人セミナー 吉田鈴は「6時間やったので疲れました(笑)」 六車日那乃が「ゴルフをするより難しい」と苦戦したこととは?
吉田鈴「オフは飛距離よりも技術面強化」
日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の1、2年目の会員を対象とした「JLPGA新人セミナー」が、10日から4日間にわたって都内で行われている。 【写真】これが政田夢乃、吉田鈴、六車日那乃の貴重なリクルートスーツ姿です ここではゴルフ規則の座学のほか、社会人としてのマナーや税金などお金の基礎知識、SNSの使い方の講義を受ける。
プロゴルファーとして新たな一歩を踏み出す選手にとっては“貴重な”学びの場。 今年のプロテストに合格した吉田優利の妹・鈴は、初日の講義をすべて終え「6時間やったので疲れました(笑)」とお疲れの様子。「それでも名刺の渡し方、はがきの書き方、税金やルールのことなど、知っておくことや失礼にならないようにする知識もたくさん必要だと感じました」と語っていた。 吉田は今年のQTファイナルを36位で突破し、来季レギュラーツアー前半戦出場権を獲得。 「開幕まで2カ月ちょっとしかないので焦りはありますが、スイングやアドレス修正など、やることを明確化して改善していきたい。飛距離よりも技術面をしっかりやっていきたい」と意気込んだ。
六車日那乃「楽しませることも大事」
また、吉田と共に今年のプロテストで合格を勝ち取った注目の六車日那乃は、「プロは思った以上にいろいろとあって、大変なんだなと思った」とホッとした表情を見せていた。 メディアに公開されたビジネスマナーでは、相手を想定した会話で途中詰まりながらもなんとか言葉をつないでいたが、「普通に話す以外の会話をするのが難しかったです。ゴルフをするより難しいと感じていました」と振り返った。 六車は11月のQTファイナルで66位となり、来季のレギュラーツアー出場は厳しい状況で、下部のステップ・アップ・ツアーが主戦場となりそうだが、「結果だけでなく(ギャラリーを)楽しませることも大事だと学びました」と語っていた。
キム・ミョンウ