「1泊50ドル追加請求」…米国ホテルの隠れ料金、韓国旅行者から苦情殺到
【12月29日 KOREA WAVE】米国の一部高級ホテルで、予約時に知らされていない追加料金を請求されるケースが相次ぎ、韓国などからの旅行者の間で不満が広がっている。 例えば、ボストンの5つ星ホテルでは、韓国からの旅行者が宿泊料金に加え、1泊30ドル(約4500円)の「ホテル税」を要求された。事前に7泊分全額を支払っていたにもかかわらず、追加料金210ドル(約3万1500円)を支払わなければ宿泊できないと言われ、泣く泣く支払いに応じたという。 また、ニューヨークのホテルでも予約時の料金とは異なる137ドル(約1万5100円)の追加料金が請求された事例があった。 これらの不正手数料はリゾート料金(Resort Fee)や施設利用料(Facility Fee)などの名目で支払いを求めるもので、米国内で問題視されている。バイデン米大統領もこれらの手数料を取り締まるための法案を提案し、2025年春には規制が導入される見込みだが、一部の州に限られる可能性がある。 旅行予約サイトや旅行会社はこれら手数料を十分告知していない場合が多く、旅行者が追加料金に気づかないことが多い。ホテルやオンライン旅行代理店の透明性向上が求められており、カリフォルニア州では既に全ての料金を事前に表示することが義務化されている。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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