森林の若返りを 間伐から主伐へシフトチェンジ! 金沢市の取り組みとは
金沢市森林再生課主査・杉原 正道 さん 「レーザー計測することで地形がこういう風に分かるようになりました。で、色が何かって言いますと白い所が平らな所、だんだん赤くなってくと傾斜がきつくなっていきます」
地上の建物や植物・地面などの位置と高さを計測できる航空レーザーで山を可視化できるように・・ 金沢市森林再生課主査・杉原 正道 さん 「白く平らになっている所は道路であったり搬出路、重機が走れるようなそういう道を昔つけたっていうのもこれでは見えるようになります。災害のリスクが低い所で、且つ林業経営がし易い様な、道路から近く傾斜が緩やかな所に関しましては主伐再造林っていう方針にしていくと」
技術の進歩に加え、木材高騰で国産材の安定供給を求める声も強まり、林業に追い風が吹いています。
オープンキャンパス参加者は: 「こんなに大きい木をこういう機械で効率よく切ってるんだとか、実際見ないと分からないことがあるなと思いました」 「金沢市の地域おこし協力隊で今年の4月に東京から移住したばかりでして。そうですね、私は林(業)大(学校)入ることありきで、こっち来てます」 金沢市森林再生課主査・杉原 正道 さん 「とりあえず今、(主伐が)始まったばっかりなので今から、もっと材を出していって、今後、材がもっと流通して皆で使えるような形で木の文化都市(金沢)に貢献出来ればっていうのも思っております」
主伐がふるさとの森を守る一助にも繋がることに期待が寄せられています。