【食事提供が復活します!】2024年シーズン「南アルプス・光岳小屋の営業情報」解禁。ご主人による詳細解説
■今年は食事も作りますよ~
今シーズンは食事付きで対応する予定です。昨年は林道崩壊の影響で素泊まりベースの営業に急遽変更したのですが、今年はすでにお米もたくさん注文して、気合いが入っております。 とはいえ、シーズン中も含めて、これからくる台風次第で状況がどう変わるかなんてわかりません。どうなっても対応できるよう、できるだけロスを出さない食事内容を計画中です。 宿泊する方々には、やっぱり登山の緊張が解けるような、ほっとできる食事を提供したい。夕食と朝弁当を用意する予定です。今シーズンは「優しい和食」をテーマにしてます。 夕食は、日光のおいしいお漬物をつけようかな~とか、朝弁当はちらし寿司っぽいものにしようかな~。でも、ゴミになるような資材はあんまり使いたくないし、などと食いしん坊のスタッフ高橋くんとああでもない、こうでもないと試作を繰り返しています。
■テントサイトは学割あります
7月10日~9月23日までの使用です。その後の工事期間も資材置き場となるため使用できません。初年度からひっそりとやっていましたが、学割あります。600円/1人(学生証の提示をお願いします)。学生の夏を応援したい。 また、新たに70代応援割引も600円/1人です。こちらは、70歳以上の方へ向けての応援企画。私も歳を重ねますが、山で会う歳の大きい人たちのパワーには圧倒されます。私の目指すところ。昔を思い出して、今年は光岳でテント泊などいかがでしょう? 設営数の上限は20張。平日に予約を分散させたいため、金土日、ハイシーズン指定日は予約制で+1,000円としました。「テントは自由だからいい!」というスタンスを崩したくないけど、初年度の3連休などは45張もあってキツキツだった思い出あり。トイレの処理能力やテントサイトの混雑具合が、えらいこっちゃとなりました。 ちなみに雷、夕立の多い山域です。テントの方も、小屋泊の方も山小屋には15時までに着くような計画がおすすめです。朝は暗くても明るくなりますが、午後は暗くなるばかりです。 今シーズンも安全第一で! 小宮山 花(こみやま はな) 光岳小屋管理人 全国各地の山小屋で働いてきた経験を生かし、この春から南アルプスの光岳小屋の女主人に就任。山小屋ができる過程や、山小屋という仕事の裏側、そして南アルプスの魅力をレポートする。 光岳小屋の最新情報はインスタをチェック。@tekatekatekari
小宮山 花