「スマホの基本操作を学ぶ“使いこなし術”集中講座」 覚えておきたいマークや電話の使い方をiPhone&Android別に徹底解説!
便利だからとスマートフォン(スマホ)を買ってみたはいいけれど、機能がわからず使いこなせていない人いませんか。「私のスマホはアイフォーンじゃないの?」「電話が掛かってきても出られない」「画面がくるくる回ってしまうのはなぜ?」「突然画面が暗くなってしまう」。そんなスマホの悩みを、ベストセラー『世界一簡単! 70歳からのスマホの使いこなし術』(アスコム)の著者・増田由紀さん(スマホ活用アドバイザー)が優しく丁寧に解説します。 【画像】操作方法を画像を見ながら覚えてみよう
教えてくれた人
増田由紀さん/スマホ活用アドバイザー ベストセラー『世界一簡単! 70歳からのスマホの使いこなし術』(アスコム)の著者。2000年にシニアや初心者のためのスマホ・パソコン教室「パソコムプラザ」を開校。スマホの楽しい使い方や活用術を日々発信している。2022年にデジタル庁から「デジタル推進委員」に任命される。
<使いこなし術1>iPhoneかAndroidを確認する
スマホは大きく分けて、アイフォーン(iPhone)とアンドロイド(Android)の2タイプ。機種の違いで操作の仕方や手順が異なります。 アイフォーンの背面には「かじり欠けリンゴ」のマークがあり、アンドロイドの背面にはリンゴ以外のマークが描かれています。「G」(下写真)「SONY」「docomo」など、メーカー名や機種の品番などがあれば、それはアンドロイドです。
<使いこなし術2>スマホの基本操作
スマホには物理的に「押す」ボタンがほとんどありません。その代わりに、画面上で「指で押す」「指を滑らせる」など、ちょっとしたコツのいる操作が必要になります。 【1】一瞬触れて離す(タップ) →アプリを起動 先で画面を軽く1回触れる操作。感覚的には「テーブルの上のゴマ粒を指の腹で拾い上げる」イメージです。 【2】縮小(ピンチイン) 親指と人差し指で画面を狭めるように軽くつまみます。今見ている写真や地図を、もっと広範囲に確認したい時などに使います。 【3】滑らせる(スワイプ)→画面を移動する 画面に指を置き、画面から離さず指を滑らせます。力加減は「棚の上のほこりを指先でサッと払う」くらい。 【4】拡大(ピンチアウト) 親指と人差し指で画面を広げる操作。地図を拡大表示したり、小さくて読みにくい文字を大きくしたりできます。