誰かがタレ込んだ? 国民民主党・玉木代表と元グラドルの密会不倫報道を巡る「新たな陰謀説」浮上
《なぜ、このタイミングで》《誰が週刊誌にタレ込んだのだろうか》……。 衆参両院で首相指名選挙が行われた11日。この日、第103代の内閣総理大臣に指名された自民党の石破茂総裁(67)以上に注目を集めていたのが国民民主党の玉木雄一郎代表(55)だった。 【写真】三浦瑠麗氏は玉木不倫にまた持論…TV局員夫婦の離婚調停バラし敗訴の過去 衆院選で議席を公示前の4倍(28議席)に増やした国民民主は、少数与党に転落した自民、公明の両与党だけではなく、立憲民主党など野党からも秋波を送られる存在に。玉木氏は連日、TV各局に出演し、「年収103万円の壁を引き上げる」「手取りを増やす」と猛烈にアピールしていた。 そうして意気揚々と迎えたはずの特別国会の初日、「Smart Flash」(光文社)は玉木氏と元グラビアアイドル・小泉みゆき(39)の密会不倫を報道。玉木氏は首相指名選挙直前に会見を開き、沈痛な面持ちで「報道はおおむね事実」と認め、深々と頭を下げたのだった。 報道直後からSNS上で溢れたのは《財務省がメディアに不倫情報をリークした》という陰謀説だ。玉木氏の訴える「年収103万円の壁」を引き上げた場合、税収が7~8兆円程度の減収になると試算されている。このため、イケイケドンドンの玉木氏の動きを止めたい、と考えた同省が横やりを入れた--という内容だ。 だが、こうした「財務省陰謀説」に対し、元新潟県知事で立憲民主の米山隆一衆院議員(57)はX(旧ツイッター)で否定する内容を投稿。 《他人のロマンスに興味はありませんが、財務省が政府の意思決定を支配する影の帝王であるばかりか、個人間のロマンス迄意のままに操る「ロマンスの神様」であるとの主張は、幾ら何でも財務省を過大評価しすぎだと思います。財務省に本当にそんな力があるなら、皆さんもっと別の人生を歩んでいますよ。》 ■加計学園の獣医学部新設問題でも「陰謀説」飛び交う 「陰謀説」が流れた背景には、玉木氏や相手のグラドル・小泉の動きを事前に把握しなければ分からないことだ。玉木氏を巡る不倫疑惑は選挙期間中に一部の地元関係者の間で流れていたとはいえ、確認のしようもなく、「選挙区ライバルによるネガキャン」ともささやかれていた。それがなぜ、このタイミングで表面化したのか。 根強い「財務省陰謀説」に代わって新たに浮上したのが「SP(セキュリティポリス)情報源説」だ。SPは総理大臣や閣僚のほか、政党代表などの政治家に張り付き、身辺警護に当たる。警護対象者を四六時中、マークしているため、当然、本人の行動は手に取るように分かるだろう。 元地方紙記者がこう言う。 「保守王国とされた地方のある自治体で、県外のタレント出身の知事が誕生。それまで当たり前のように行われていた天下り人事にメスを入れ、県と業者のなれ合いで続いていた公共工事の談合をなくした。多くの利権構造に手を突っ込み、県民は拍手喝さいだったが、県職員、業者双方から憎まれる存在となりました。当然、複数のSPがついたのですが、この時、SPの仕事は警護だけではなかった。知事が東京出張の際にどの銀行を使っているのか、どのホテルに泊まり、行きつけの飲食店はどこか、会食相手は誰なのかを細かく調べていたのです。これが通常業務なのか、それともいざという時のためなのかは分かりませんが、怖かったですね」 安倍政権下で起きた加計学園の獣医学部新設をめぐる問題発覚時、文部科学省から流出した「総理のご意向」と記された文書を本物と認めた同省元事務次官は突然、大手紙に「出会い系バー通い」などと報じられた。この時、情報源ではないかと指摘されていたのは警察庁出身の内閣官房副長官だ。 果たして飛び交う「陰謀説」の真偽は……。 ◇ ◇ ◇ 裏金選挙で躍進した国民民主。●関連記事『【もっと読む】《血税が国民民主党の「ホテル代112万円」に消えた…“浮かれ不倫”玉木雄一郎代表に問われる説明責任》』『【さらに読む】《国民民主・玉木代表に漂う“裏切り”のニオイ…党役員まで「消費税減税」封印のお茶濁し》』を取り上げている。