【びわこボート・GⅡ秩父宮妃記念杯】「ほぼ地元」滋賀在住の山本英志が2日目に大挽回
<16日・びわこボート・2日目> オープニングセレモニーで「ほぼ地元です」と滋賀との縁をアピールした東京支部の山本英志が、2日目に1、2着と大挽回。初日1走の6着をほぼ帳消しにし、「良かったです」と笑顔を見せた。 初日は「出足が足りない」と成績通りにイマイチの機力で、レース後はクランクシャフト交換の大整備。それが実った格好だ。「重さがあるのでまだ半信半疑なんですけど、展示タイムがいい。びわこでこんなことは記憶にないので、いいんでしょう」。上積みを感じ取ったのは確かだ。 広島県の因島出身。東京で選手になり、妻の地元の滋賀に引っ越して、もう12年になるという。「でも、あっせんが一番少ないのがびわこ。それと宮島(広島県)」。そう笑うが、今回はいいアピールの機会になりそう。3日目は4R3号艇と握って攻め込める位置。先制パンチを見舞って、また得点を稼ぐ。