【日本S第1戦】権藤博さん、始球式でのストライクに球場拍手 大役終え「スタンドの盛り上がりは変わらずです」
◇26日 SMBC 日本シリーズ2024第1戦 DeNA―ソフトバンク(横浜) 1998年に監督としてDeNAの前身・横浜を38年ぶりの日本一に導いた権藤博さんが始球式を務めた。 権藤さんは横浜での監督時代と同じ「72」の背番号のユニホーム姿でマウンドに。捕手役にDeNA・三浦大輔監督、打者役をソフトバンク・小久保裕紀監督が務めた。投球はやや山なりの投球だったが、見事ストライク。球場に詰めかけた観客から拍手が起きた。 三浦監督は横浜監督時代の教え子。小久保監督は野球日本代表「侍ジャパン」の指揮官だった際に投手コーチとして支えた。大役を終えた権藤さんは「監督として君が代を聴いて勝って、もう26年もたったんですね。スタンドの盛り上がりは変わらずです。本当は(今年もDeNAに)優勝して日本シリーズに出場したかったですが、それでも資格をもって出場するんですから横浜らしい迫力のある打線で向かっていってもらいたい」とコメントした。
中日スポーツ