「ひどいアイデアだ」MLBの仰天ルール提案に“大反対”と米記者。選手の間では「純粋な野球が好き」「大賛成だ」と賛否分かれる
米スポーツメディア『CLUCH POINT』は現地12月3日、MLBコミッショナーのロブ・マンフレッド氏が検討していると明かした新ルール「ゴールデン・アットバット」について、米記者の間で批判の声が多く挙がっていると報じた。 【画像】大谷翔平&真美子夫妻の“仲睦まじいツーショット”写真を厳選してお届け! 1試合に一度、打順に関係なく“任意の打者”を打席に送ることができるという「ゴールデン・アットバット」。同メディアによると、この考えについてクリスチャン・イェリッチ(ミルウォーキー・ブルワーズ)は「それはちょっとクールだろうね。ファン向けにより面白くするための盛り上がりを追加したり、エンターテイメント性を高く保ったりするために、大賛成だ」と肯定的な意見を述べた。 一方でワールドシリーズMVPのフレディ・フリーマン(ロサンゼルス・ドジャース)は「いや、いや、いや。僕は若い頃からの野球、純粋な野球が好きなんだ。だから、僕はノーにするよ」と明確に反対の立場を取り、カルロス・コレア(ミネソタ・ツインズ)もリリーフ投手への負担増を理由に否定。投手側も好きな選手を自由に投入できるようにするべきだと主張した。 米スポーツ局『ESPN』のジェフ・パッサン記者は「ひどいアイデアだと思う。野球の本質や本来あるべき姿を奪ったりする必要はない。今の形で十分なのに、なぜ人々はいじりたがるのか理解できない。ピッチクロックは驚異的な効果を発揮したが、(新ルールは)それだけの価値はない」と苦言を呈した。 構成●THE DIGEST編集部
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