働き方改革「プレミアムフライデー」は終了した? 昨年6月にサイト閉鎖も継続中の“取り組み”とは
「現在もロゴマーク申請受付、HPで随時更新」
プレミアムフライデーの取り組みは、サイトの閉鎖とともに“終了”してしまったのだろうか。 経産省の担当者は「現在も経産省のHPで、プレミアムフライデーに関する情報発信を行っている」として、次のようにコメントした。 「特段、何か調査などをしているわけではないので、企業における早期退社の取組率や、イベントの開催状況など、具体的に現在どのような取り組みが行われているのかについては、われわれも把握ができていません。 ですが、経産省としては、現在も引き続きロゴマークの使用に必要な申請の受付などの取り組みを実施しています。 ロゴマークの申請をいただいている企業や団体も実際にありますので、そういったところではプレミアムフライデーの取り組みが行われているのではないかと認識しています。 また、ロゴマークの承認状況については、ホームページ上に掲載しており、今後も随時更新していく予定です」 なお、担当者はプレミアムフライデーの取り組みは「月末金曜」に限ったものではないと念を押す。 「あくまでも例として、『月末の金曜に取り組んでみてはいかがでしょうか』と周知しています。 月末の金曜に限らず、どこかのタイミングで少し早めに仕事を終え、普段の平日では取り組みにくいことをするのに活用していただくということが本来の目的です」(経産省担当者) 来年1月のプレミアムフライデーは、暦上は1月31日。この日にとらわれず、どこかのタイミングで早上がりやプレミアムな体験ができると良いのだが…。
弁護士JP編集部