「奇跡としか言えない」必読の“音楽が題材のマンガ”を、OKAMOTO’Sのオカモトショウが紹介
アンダーグラウンド界のどメジャー作品
オカモトショウが「マンガを読まない音楽好きな人でも『音楽くらいかっこいいマンガ』として読める」と、最後に選んだのは小池桂一の『ウルトラヘヴン』だった。 オカモトショウ:「こんなマンガあっていいんですか?」みたいな。これはちょっとしたカルト的人気を誇っているマンガで、アンダーグラウンド界のどメジャー作品ではあります。マンガ好きからしたら知っている人多いとは思いますが、だいぶサイケデリックなマンガになっています。「どういう話ですか?」「どういう主人公がどういう気持ちで?」というのをぶっちぎって、絵と「そこでそうやって話つなげちゃうんだ」みたいなこととか、そういう表現としてのアート性があるマンガだと思います。ぜひ心を空っぽにして読んでもらえたら楽しめるのかなと。 あっこゴリラ:1ページだけ見ているんですが、これはすごいよ。だいぶ“飛んで”らっしゃいます。 オカモトショウ:かっこいいです。「俺はいま、すごくかっこいいものを読んでいる気がする」と、その人のとんでもない表現を読んでいる気がする。これは完結していないので、してほしい。どうにか誰かがこの続きを描いてくれるようにぜひ(作者に)伝えてほしいなと思っているマンガです。 オカモトショウは『ウルトラヘヴン』に合う曲としてChemical brothersの『Feels like I am dreaming』をセレクトした。
音楽を愛する全ての人と作り上げる(超)進化型音楽番組『SONAR MUSIC』の放送は毎週月曜日から木曜日の22時から。