「初心者でも簡単に編めました!」 100均毛糸で“トレンド帽子”を作ったら…… 120万再生突破の編み物チュートリアルが参考になる
5年前や10年前……。少し前にインターネット上で話題になった投稿や動画を振り返って紹介する企画「昔のインターネット発掘!」。今回は2023年11月の公開から記事執筆時点で120万回以上再生されている、猫耳ニット帽の編み方動画を紹介します。 【画像】完成した帽子をかぶってみた
編み物初心者でも簡単「猫耳ニット帽」の作り方
投稿者は、もちだあかり(@mochidaakari)さん。編み物の知識や、かわいらしい手作り小物の編み方動画を多数発信しています。 今回紹介する「猫耳ニット帽」の編み方は、一見難しそうなデザインに見えますが、実は編み方はとてもシンプル。“編み物初心者”にもお勧めのアイテムだといいます。 動画では、100円ショップ・ダイソーで販売している並太のアクリル毛糸を2色使用。太めのかぎ針を使うのが今回のポイントということで、1段目は10号、2段目以降は9号の針でざっくりゆるく編み、ふんわりとした印象に仕上げます。詳しい道具は動画で紹介していますが、いずれも100円ショップや手芸店でそろえられるものばかりです。
編みはじめは鎖編みから
まずは鎖編みを繰り返し、帽子の最下段を作ります。もちださんは最初の鎖編みで64目編みました。この長さで帽子のサイズが決まるので、目の数が偶数になるようにしつつ、はちまきを頭に巻く要領で確認し、短く感じたら少し鎖編みの数を増やしましょう。 次に全体にねじれがないことを確認してから、最初の鎖編みの裏山に引き抜き編みをします。動画ではわかりやすいように色の違う2つのマーカーを使って説明してくれているので、特に初心者の人は同様に編み目を確認しながら進めると失敗が減りそうです。 2段目からはかぎ針を9号に変更。立ち上がりの鎖3目を編み、1段目の鎖編みの裏山に1周ぐるりと長編みをしていきます。
毛糸の色の変え方
次の段では色を変えるため、2段目の最後の長編みを完成させる1つ手前でとめて、別の色の毛糸を持ってきます。新しい色の毛糸で最後のループを引き抜いて長編みを完成させ、最初の立ち上がり鎖3目の3目目に引き抜き編みをします。これで自然に色を変えられました。 ちなみに、今回のニット帽は下の方を折り返して着用するデザインなので、最初の何段かは最終的に裏側が表になります。そのため5~6段目くらいまでは糸端を切って、都度編みくるんでいくと良いそうです。 毛糸の色を変えた3段目も立ち上がり鎖3目を編み、また全ての目に長編みをしていきます。このときも、糸端を編みくるみながら編んでいきます。 同じ要領で5~6段目まで編んだら、以降は毛糸を切らずに編み進めます。次の色の毛糸に変える際は、前の段で切らずに置いておいた糸をそのまま持ってきて使います。 ひたすら長編みをして好みの高さになるまで編んだら、最後の段では立ち上がり鎖3目の最後の目に“毛糸2本”を引き抜き編みします。