『東亜同文書院』と熊本の関係を紹介する展示会
テレビ熊本
1901年、中国・上海に開学した『東亜同文書院』と熊本の関係を紹介する展示会が熊本市のくまもと県民交流館パレアで開かれています。 愛知大学の前身である『東亜同文書院』は世界初の本格的なビジネススクールとされ、卒業年度になると3人から5人のグループごとに中国大陸を徒歩中心で700コースに及ぶ調査旅行を行っていました。 その報告書は卒業論文となり、当時の中国を知る貴重な資料となっています。 また、熊本の済々黌などの出身者も多く在籍し、のちの日本の産業界、教育界に多くの人材を輩出しました。 創設者の一人、荒尾精の筆による『石鹸』は「自らの身を削って相手をきれいにする」という論理を示し、卒業生たちの人生の指針になったといわれています。 最終日の3日(日)午後は3つのテーマの講演会が予定されています。
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