衆院選・県2区は4候補 農業から経済まで、候補者が掲げる多様な政策 4人の候補者が訴えたいことは【山形発】
生活者目線の政策を掲げる菊池氏
元県議の菊池氏は、国民・立憲の両県連と連合山形が擁立し、初めての国政選挙に挑む。大票田の米沢市に選挙事務所を開設。選対本部長は、菊池氏が秘書を務めた国民民主県連の舟山康江会長が務める。 国民・新 菊池大二郎氏: 人口減少・農地の荒廃・担い手不足。今まで何かが間違ってきた。何かが間違ってきた結果が今の日本。それを変えていくラストチャンスかもしれない。 菊池氏が訴えるのは、生活者目線の政策だ。税や社会保険料の負担軽減、農家の所得向上のための食糧安保基礎支払いの導入などを訴える。 菊池氏は「国民民主党は結党以来、家計第一・生活者目線・地域目線・地方目線でやるという党是がある。まずは経済対策を訴えていく。家計を増やす、税や社会保険料を見直して、手取りを増やす」と語った。
東北への積極財政を訴える二藤部氏
れいわが擁立した大石田町議の二藤部冬馬氏。中学校の英語教員などを経て、2019年の町議選で初当選した。れいわが国政選挙の県内選挙区に候補者を擁立するのは今回が初めて。 7日に行われた会見で、二藤部氏は地方自治体への積極的な経済政策を訴えた。 れいわ・新 二藤部冬馬氏: 地方自治体では今、壊滅的な少子化・人口減少が起きている。失われた30年を取り戻す経済政策。東北にこそ積極財政、しっかりと訴えていきたい。 町議として、子育て支援や若者の移住定住支援などに取り組んだ。次に訴えたいのは、個人消費を活性化させ、景気を回復させる必要性。 二藤部氏は「中小企業には、社会保険料の事業主負担分の減免などで賃上げを補填（ほてん）していく。最低賃金の全国一律化・消費税の廃止・インボイスの撤回。GDPの6割を占める個人消費を活性化させ、景気を回復させる必要がある」と語った。 衆議院議員選挙は10月15日に公示され、27日に投開票が行われる。 （さくらんぼテレビ）
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