イタリア最強! ユベントス伝説の英雄(4)凄まじすぎる能力…! 価値観を変えた史上最高の守護神
イタリア・セリエAでタイトルを総なめにしているユベントス。今回はユベントスというクラブを彩った偉大な選手たちについて、フットボールチャンネル編集部が独自の方法で算出した能力値を紹介する。
GK:ジャンルイジ・ブッフォン(ユベントス/イタリア代表) 生年月日1978年1月28日(当時24歳) 02/03シーズンリーグ戦成績:32試合23失点(無失点15試合) ユベントス リーグ戦通算488試合372失点 ユベントスでの主な獲得タイトル: セリエA(01/02、02/03、11/12、12/13、13/14、14/15、15/16、16/17、17/18、19/20)、セリエB(06/07)、コッパ・イタリア(14/15、15/16、16/17、17/18) ユベントスのみならず、サッカーという競技の長い歴史において、史上最高のGKと考えられるのがジャンルイジ・ブッフォンである。中田英寿が加入する以前のパルマで名を上げ、ユベントスで世界最高に上り詰めた偉大なる守護神は今も現役を続けている。 基本データの対象となった02/03シーズンは2年連続のスクデットに加えてUEFAチャンピオンズリーグ決勝に進出。ミランとの同国対決ではPK戦の末に敗れて準優勝に終わったものの、大会を通して圧巻のパフォーマンスを続けて現在まで大会史上唯一となるGKでのMVPに選出されている。 能力値を見ても、ブッフォンが史上最高のGKであることに異論は出ないだろう。「セービング」「ハンドリング」「ポジショニング」「反射神経」とGKを形成する全ての項目で95を超える異次元の数値となっている。現代で最高のGKと考えられているヤン・オブラクやアリソンでもこれら全ての項目で95を超えることはない。 それまで、特に日本ではGKは地味なイメージだったが、このブッフォンの活躍がそのイメージを大きく変えたといえる。ポジションそのものの価値観を変えるほどに凄まじい能力を持った選手だった。