Google Pixel 9のカメラとAIはどう進化した? Proにすべき?実機でチェック
8月22日にGoogle Pixel 9とGoogle Pixel 9 Pro XLが発売されます。筆者は発売に先駆けて実機を借りて使ってみることができました。 Pixel 9、同Pro、同9 Pro XLの3モデルのスペック比較 なお、この2モデルに加えて、サイズはPixel 9とほぼ同じで、性能はPixel 9 Pro XLと同等のGoogle Pixel 9 Proというモデルも近日発売予定。購入を考えている人は、Pixel 9 Proも含めた3モデルを比較検討すべきです。まずは、3モデルの主要スペックを比較しておきましょう。 3モデルは基本性能に大きく関わるプロセッサーが共通。RAMはPixel 9が12GB、Pixel 9 Pro/9 Pro XLが16GBと差がありますが、12GBでもハイエンドモデルとして十分な容量です。 最大の違いはカメラ。Pixel 9 Pro/9 Pro XLは望遠カメラを搭載し、前面カメラの性能も高いので、カメラを重視するならPixel 9 Pro。さらに大画面を求めるならPixel 9 Pro XLが最良の選択となりそうです。しかし、上位モデルほど価格は高くなります。最も安い(と言っても12万8900円~ですが)Pixel 9で満足できそうであれば、それを選ぶのが得策でしょう。
画面が大きくなり、カメラバーのデザインを一新
Pixel 9は6.3インチ、Pixel 9 Pro XLは6.8インチの有機ELディスプレイを搭載。それぞれ前モデルよりもわずかに大きくなり、解像度が向上しています。画面の明るさも向上したので、晴れた日の屋外でも見やすくなっています。 前モデルでは背面のカメラバーとサイドフレームがシームレスにつながっていました。新しいPixel 9/9 Pro XLではカメラバーがサイドフレームから独立して長円形になっています。また、前モデルの背面パネルはエッジが曲面でしたが、Pixel 9/9 Pro XLはフラットで、サイドフレームの存在感が強まり、引き締まった印象を受けました。新旧どちらのデザインを好むかは意見が分かれそうです。 なお、従来モデルと同じように、Google純正のスマホケースを付けるとカメラバーの出っ張りは目立たなくなります。