中学校の給食スープに金属のネジ混入、生徒けがなし 福井県鯖江市
福井県の鯖江市教育委員会は12月10日、同市中央中学校で提供された給食に金属のねじが混入していたと発表した。発見した生徒は口に入れておらず、けがはなかった。ねじはスープの運搬用の容器から外れたものと確認された。 市教委によると、ねじは長さ8ミリ、重さ2グラム。生徒がワンタンスープを食べていたところ、食器の中に入っているのを見つけた。 同校の給食は、生徒がご飯を持参し、副食のおかずは民間業者が納入している。学校と業者が調査したところ、ねじは、スープが入っていた円筒の容器の本体とふたをつなぐ留め具に使われていたものと分かった。 市教委は、市内各校に給食の安全確認や配膳の際の衛生管理の徹底を求めた。