ひろゆきさん、ドローンで“わからん殺し”の北朝鮮兵に同情 「近代戦の恐ろしさが」「事前情報なしかあ」の声
「ひろゆき」こと実業家の西村博之さん(47)が21日、X(旧ツイッター)を更新。ロシアとウクライナの激戦地に派兵され、多数の犠牲に遭っている北朝鮮兵に対し、主に格闘ゲームで使われる「わからん殺し」との言葉を使って哀れんだ。 ◆ひろゆきさん、夫婦ツーショット【写真】 各社の報道によると、韓国の情報機関・国家情報院(国情院)が19日、1万人を超える北朝鮮兵がウクライナと国境を接する激戦地・クルスクに送られ、少なくとも100人が死亡、負傷者は1000人に達すると発表した。 ひろゆきさんは、「KOREA WAVE」のネット記事を引用した。記事では、派遣されているのは北朝鮮の精鋭部隊「暴風軍団」は、現代戦に対応する実戦訓練が不足していると分析。「北朝鮮軍は見知らぬ開けた戦場で前線突撃隊として消耗された」「ドローン攻撃への対処能力が不足している」と、多大な犠牲が出ている原因を指摘している。 ひろゆきさんは、「ドローンすら知らないままに、対ウクライナの戦場の前線にたたされて、北朝鮮兵が100人が死亡し、負傷者は1000人」と紹介。「自分がどこにいるのかもわからず、ドローンの”わからん殺し”で死んでいく北朝鮮兵が不憫(ふびん)」と記した。 「わからん殺し」とは、ゲーム上で、相手の性能や対処法を知らないために、適切な回避策や反撃方法ができないまま攻撃を食らい、一方的に敗れてしまうことを差す用語。よく似た言葉に「初見殺し」がある。 フォロワーらからは「事前情報なしかあ」「確かにひどい」「多分、想像を絶する過酷な訓練受けただろうに」「いいねは押せないけど、近代戦の恐ろしさが勉強になります。昔のターミネーター2みたいな感じですかね」「そうなんだ…戦争の悲劇…得るものは何もないのに…」などの声が寄せられた。 北朝鮮兵のロシア派遣は、現代戦への実戦経験を積ませることが目的との指摘も以前から出ていることを念頭に、「北朝鮮にとって、兵は物扱いなのでしょう」「自国を守る為ならまだ納得もできたでしょうに、本当に不憫としか言えないです」「祖国のためではなく、何の大義もなく戦争に投入され消耗されていく兵士は不憫です」などの意見もあった。
中日スポーツ