LME銅上昇、1万ドル台を維持-月間ベースで約2年ぶり大幅高へ
(ブルームバーグ): ロンドン金属取引所(LME)の銅相場はアジア時間30日の取引で上昇し、1トン=1万ドル台を維持。このままいけば月間上昇率はここ2年余りで最高となる。最大の銅消費国である中国の製造業活動に関する新たなデータを受け、中国経済の回復は持続可能との期待が高まった。
銅は4月に入り15%上昇。グリーン業界からの需要急増が見込まれる中、鉱石の供給減少で、市場は大幅な供給不足に陥るリスクがある。
中国の製造業活動、2カ月連続で拡大-持続的な回復示唆 (1)
LMEの銅相場は2年ぶりの高値となる1万208ドルを付けた後、やや上げを縮小し、上海時間午前10時38分(日本時間同11時38分)時点で0.3%高の1万164ドルで取引された。アルミニウムを除く他の大半の金属も値上がり。
原題:Copper Extends Rally as China’s Factory Activity Boosts Optimism(抜粋)
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