引っ越しで家賃の安い物件を見つけましたが、プロパンガスしか使えないようです。「都市ガス」から「プロパンガス」の物件に引っ越すとガス代はどのくらい違うのでしょうか?
ガス料金を節約する方法
ガス料金の主な節約方法は、以下のとおりです。 ・お湯の使用量を減らす ・追いだきの回数を減らす ・設定温度を下げる ・必要なときだけ使用する ・コンロの火力や使用量をおさえる ・ガスファンヒーターなどの温度を低めにする ・シャワーの使用時間を短くする ・ガス会社を変更する ・料金プランを見直す 例えば、経済産業省 資源エネルギー庁の「無理のない省エネ節約」によると、45度のシャワーの使用時間を1分間短くするだけで、年間でガスの使用量を12.78立方メートル削減でき、約2070円節約できると試算されています。 さらに、ガスコンロでお湯を沸かす際、約20度の水1リットルを強火ではなく中火で沸騰させることで、年間約2.38立方メートルのガスを削減でき、約390円の節約になるとされています(1日3回沸かす場合)。 このように、日常生活のちょっとした工夫や意識でガス代を節約可能です。
プロパンガスは都市ガスより割高な傾向があるので節約を心掛けよう!
プロパンガスと都市ガスでは料金に差があり、プロパンガスのほうが割高な傾向があります。 ただし、シャワーの時間を短縮したり、追いだきの回数を減らしたり、必要なときだけ使用したりするなどのちょっとした工夫や意識でガス代を節約することは可能です。節約を心掛けることで、ガス代の差がそれほど大きくならないこともあります。 プロパンガス物件に引っ越す予定がある場合は、ガス代が高くなることを踏まえて、事前に家計のシミュレーションを行っておきましょう。 出典 一般社団法人プロパンガス料金消費者協会 プロパンガスと都市ガスの料金比較 経済産業省 資源エネルギー庁 省エネポータルサイト 無理のない省エネ節約 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部