森且行、SMAP5人へ「僕の宝物」思い明かす!伝説の断髪式秘話も
1991年にアイドルグループSMAPとしてCDデビューを果たした森且行。その5年後、オートレーサーになるためにSMAPを脱退し芸能界を引退した後は、幼少期から「憧れのヒーロー」だったオートレーサーとしての人生を邁進。2020年には念願だったSG日本選手権で優勝し日本一になったが、その2か月半後には、レース中の落車により選手生命が危ぶまれるほどになった。それでも不屈の精神でレースに復帰した森の3年間を追ったドキュメンタリー映画『オートレーサー森且行 約束のオーバル 劇場版』が11月29日に公開される。「僕にできるのはオートレースしかない」と断言する森。なぜそこまで彼はオートレースにこだわるのだろうかーー熱い胸の内を語った。 変わらない森且行のスマイル!【インタビューカット集】
SMAPの5人と過ごした時間は「僕の宝物」
1997年にオートレーサーデビューしてから27年の歳月が流れた。現在森は50代だが「とにかくオートレースが大好きなんです」と少年のように目を輝かせる。映画のなかでも、兄と共に幼少期からオートレーサーに憧れを抱き、自分自身の「ヒーロー」だと断言する。 それほどにまで熱い思いを抱いていたオートレーサーという職業。しかし森はSMAPの一員としてアイドルという仕事を始める。そこにはいろいろなタイミングがあった。「中学卒業時のオートレーサーの試験には身長制限(170センチ以下)があり、受けることができませんでした。その後、身長制限が175センチに変更されたのですが、今度は年齢的な問題もあった。あのとき受けるというのはある意味で必然だったんです」。
さらに森は「5人(中居正広、木村拓哉、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾)と出会えたからこそ今の僕がある。オートレーサーになってからも、芸能界で培ってきたメンタルが、絶対的に役に立っている」と断言すると「一緒に過ごした時間は僕の宝物。あの時間がなかったら、本当にオートレーサーになれていなかった。それだけ大切な時間でした」と胸を張る。