バスケ男子代表、不適切な行動で処分 (全文1)現地女性に声を掛けられた
日本バスケットボール協会は、インドネシアでアジア大会に参加していたバスケ男子日本代表チーム(5人制)の一部の選手が、不適切な行動により、代表選手資格をはく奪、帰国処分を受けたと発表した。20日夜に、三屋裕子会長と帰国した4選手らが会見を行い、謝罪した。 処分を受けたのは、永吉 佑也、橋本 拓哉、佐藤 卓磨、今村 佳太の4人。16日のカタール戦後、代表の公式ウェアを着用したまま歓楽街で遊行したという。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「【会見全編】バスケ男子代表が不適切な行動で処分 帰国した4選手が謝罪 」に対応しております。
JBA三屋会長からのあいさつ
司会:皆さま、ご準備のほうはよろしいでしょうか。それでは、定刻になろうとしておりますので、定刻どおりスタートしたいと思います。それでは、第18回アジア競技大会におけるバスケットボール日本男子代表選手の不祥事につきまして、それに関する記者会見を実施いたしたいと思います。よろしくお願いいたします。 それでは、会見の開始に当たり、私どもJBA三屋会長、それから東野技術委員長に登壇をいただきたいと思います。ご登壇ください、よろしくお願いします。 三屋:まず最初に、このような会見で壇上からご報告申し上げることをお許しいただきたいと思います。このたび、第18回アジア競技大会において、日本代表として参加している選手のうち4名が、大変軽率で思慮に欠けた不適切な行動により、多くの皆さま、バスケットを応援し支えてくださっている皆さま方に、多大なご迷惑をお掛けしたこと、心からお詫び申し上げます。 男性:【****デシタ 00:01:48】 三屋:今回のこと、私も昨晩知らされました。そこから事実を把握し、先ほど選手からも事情聴取をいたしました。日の丸を胸に戦いに臨んだ選手のする行動ではないと、私は思っています。今回のことは、特に現在もアジア競技大会で一生懸命戦っている選手、関係者の皆さまのことを思えば、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。日の丸を胸に戦うこと、そして彼らの姿を見て、バスケットを一生懸命続けていてくれる子供たちに対して、なんとおわびをしなければならないか、きのうからずっとずっと考えてきました。まずは事実を正確に、皆さま方にお伝えをすること。包み隠さずお伝えをすること、それを最優先させたいと思います。 また、今回、特にJOCの山下団長とも先ほどお話をさせていただき、団長からもお叱りをいただきました。われわれの、JBAとして責任者をしっかりと派遣できなかったこと、そして選手を教育しきれなかったこと、特にJOCの掲げています「人間力なくして競技力向上なし」、これを徹底できなかったこと、大変申し訳なく思っています。今後はしっかりとこのJOCの掲げます「人間力なくして競技力向上なし」ということをわれわれも明確に選手に伝えていかなければいけないと思っています。 今回のことは言い訳のできない出来事です。だからこそ、選手を登壇させます。そして選手の口から皆さま方に事実をお伝えすること、選手たちもここから長い社会的制裁を受けることになるだろうと思います。それはわれわれ、JBAとしてもサポートしていくつもりです。一緒になって、より良いバスケット、そしてもっともっと皆さんたちから応援していただけるバスケットボール界をつくるためにも、ここで明確に選手の口から何があったのか、そしてこれからどうしていくのかということを、伝えさせないといけないと、私は思いました。 このような時間になってしまったこと、大変申し訳ございません。選手が到着し、われわれの事情聴取、そして事実を把握するのに少々お時間をいただきました。 これから選手をこの場に上げ、選手の口から説明をさせます。そしてわれわれとしても今後どうしていくべきなのかを一緒になって考えていきたいと思っています。では、選手を入れてください。 すいません、まず、4人のうち最年長である永吉から、最初に選手を代表しておわびをさせたいと思います。