日本代表が世界王者に！ ストリートボールの祭典 「Red Bull Half Court 2024 World Final」
TOKYO VERDY (女子) が優勝、G-FLOW時代から2度目のワールドチャンピオンに
レッドブルは、世界規模の3x3ストリートボールイベント 「Red Bull Half Court」 の4回目となる World Final を現地時間10月19日(土)、20日(日)に、ストリートバスケの聖地である、アメリカ・ニューヨークにあるブルックリン ブリッジパークで開催した。 マンハッタン島を望むリバーサイドにセットされた特設コートにて、何千人もの観客が見守る中、20カ国で開催した予選を勝ち抜いた各国の代表がそれぞれのスキルとチームワークを競い合った。 日本代表は、女子日本代表の TOKYO VERDY が予選を1位通過、勢いのまま決勝に進出。決勝では2022年エジプト大会以来2回目の女子決勝進出となる日本と初のファイナルの舞台に立つフィリピンが対戦した。お互いディフェンシブな立ち上がりから日本が得点を重ねるとフィリピンも2Pシュートで応戦。しかし、日本が最後までリードを守りフィリピンを制し、G-FLOW 時代から2度目のワールドチャンピオンの栄冠を掴み取った。また、TOKYO VERDY の 矢上若菜 (やがみわかな) 選手 は大会を通しての女子MVPに輝いた。
女子日本代表のTOKYO VERDY
優勝した TOKYO VERDY の選手は 「まずは本当に嬉しいなっていう気持ちが一番です。2022年に一度優勝して、今回はもう一回勝ちたいという強い思いがあったので、無事優勝できてほっとしています。どのチームも、私達より平均身長や体格が大きかったですが、スピードや戦術を生かせれば、優勝できると身を持って体感できました。これを見て、いろんな人に（身長や体格に関係なく）私もできると思ってもらえたら、もっとバスケ界が盛り上がっていくのではないかと思います。」 とコメントしました。
男子日本代表のHIU ZEROCKETS
男子日本代表 の HIU ZEROCKETS は、予選を1位通過し、準々決勝でオーストラリアに勝利したものの、その後今大会準優勝となったアメリカに敗れ、準決勝で敗退した。 Red Bull Half Court は2017年にスタートした世界中のストリートボーラーのための3x3ストリートボールイベント。FIBA(国際バスケットボール連盟)のルールを元に 「総得点が多いチームが勝利」 というユニークなフォーマットを採用することで、最後までオフェンシブでエキサイティングな試合が繰り広げられる。 まず4チーム総当たり戦を行う予選では1勝につき5ポイント獲得できるが、それとは別に3試合合計得点最多のチームには 「オウン・ザ・コートボーナス」 として6ポイントが与えられる。。例えば予選の戦績が2勝1敗でもボーナスを獲得すれば16ポイントとなり、予選3戦全勝(15ポイント)のチームを上回ることになる。試合は規定時間(10分)の終了前に21ポイントを先に獲得したチームの勝利となるが、予選の上位2チームが勝ち上がるため、逆転を目指してどのチームも1ポイントを獲得しようと最後の最後まで戦い抜くのが特長となっている。
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