トーマス・トゥヘル氏(C)Getty images

トーマス・トゥヘル氏のイングランド代表指揮官就任が決定した。 2016年から長期政権を築いたギャレス・サウスゲート前監督が2024年7月に退任し、以降はリー・カーズリー監督が暫定指揮官を務めていたイングランド。正式な次期監督の発表に注目が集まっていた中、イングランドサッカー協会（FA）は16日にトゥヘル氏の招へいを発表した。 2000年に指導者キャリアをスタートさせたトゥヘル氏は、マインツ、ドルトムントを経た後、パリ・サンジェルマン（PSG）、チェルシー、バイエルンとメガクラブの指揮官を歴任。直近では2023年3月からバイエルンを率いていたが、2024年夏に退任していた。 なお、トゥヘル氏の任期は2025年1月からスタート。11月のUEFAネーションズリーグでは、カーズリー暫定監督が引き続き采配を振るう。 トゥヘル氏は、就任に際して以下のようにコメントした。 「イングランド代表を率いる栄誉を与えられたことをとても誇りに思う。この国のフットボールとは長い間、個人的にもつながりを感じているし、すでに素晴らしい経験もしてきた。イングランドを指揮することは大きな特権であり、特別な才能のある選手たちと共に仕事をする機会は非常にエキサイティングなことだ」