Intel Arc B580搭載のグラフィックスカードが3社からデビュー! ASRock初の電源ユニットも
先週(12月8日週)末、複数のショップにIntelの新GPU「Intel Arc B580」を搭載したグラフィックスカードが入荷した。 【写真】パソコン工房 秋葉原パーツ館に入荷したASRock初の電源ユニット
「動画編集中心の人気になるのかなと」 Intel Arc B580カードの評判
確認できたのは、Intelの「Intel Arc B580 Limited Edition」と、SPARKLE Computerの「Intel Arc B580 TITAN OC」、ASRockの「Intel Arc B580 Challenger 12GB OC」とホワイトボディーの「Intel Arc B580 Steel Legend 12GB OC」の4モデルだ。価格は5万円弱から5万3000円前後となる。 新しいIntel Xe2アーキテクチャを採用した「Arc B」シリーズに属する上位GPUで、「XMX AI」エンジンや「Intel XeSS 2」技術により、AIパフォーマンスやゲーミング性能を引き上げている。 入荷したTSUKUMO eX.は「まだちょっとゲーミング用途では反応が静かで、AI用途や動画編集用途で選ばれる人がいるかなという感じです。白モデルも登場しましたし、年末に注目されたらいいですね」と話していた。 ニーズを見据えて「とりあえずIntel純正カードだけ入荷しました。あとは様子見ですね」(某ショップ)というスタンスもあり、発売前は落ち着いて売れ行きをウォッチする空気が多数となっていた。
ASRock初の電源ユニット「Steel Legend」シリーズが売り場に並ぶ
電源ユニットの新製品で目立っていたのは、ASRockのフルプラグインATX電源「Steel Legend」シリーズだ。ブラックとホワイトモデルがあり、ブラックは定格1000Wと850W、750W、ホワイトは1000Wと850Wモデルが確認されている。 価格はブラックの1000Wモデルが3万円前後で、850Wモデルが2万円前後、750Wモデルが1万8000円弱となる。ホワイトモデルはプラス約1000円といった値付けだ。 ASRockが投入する電源ユニットにおける最初のシリーズで、いずれも80PLUS GOLD認証とCybenetics ETA PLATINUM認証を受けている。ATX 3.1に準拠し、2×6ピンのPCIe 5.1 12Vケーブルも付属する。 各ショップの評価は高い。ドスパラ秋葉原本店は「これだけの電源効率のATX 3.1電源としては価格も落ち着いていますし、USBデバイスの電源供給を安定させる『+5Vブーストモード』を備えるなど、見所が多いシリーズです。マザーボードやグラフィックスカードとブランドをそろえたい人だけでなく、単品の電源ユニットとしても選ぶ人が増えるんじゃないかと思いますね」と期待を寄せていた。