【伊原春樹コラム】50歳を超えた今も躍動したプレーを見せるレジェンド。三塁コーチとしてイチローに『よし! 勝った』と思った瞬間
現役時代、高い外野守備能力を誇ったイチロー[写真=BBM]
【伊原春樹の野球の真髄】 真剣にプレーする姿からイチローらしさを感じられた。9月23日、東京ドームで行われた「SATO presents 高校野球女子選抜vsイチロー選抜KOBE CHIBEN」だ。今年で4度目となった高校野球女子との一戦。イチローは10月に51歳となるが、年齢を感じさせないハツラツとしたプレーを披露した。先発マウンドに上がり、初回に4連打を浴びるなど3点を失ったが、2回以降は立ち直る。10三振を奪って完投勝利と、まさに“熱投”を見せた。打っても2本の二塁打を含む4安打をマーク。真剣な表情を崩さず、最後までプレーした。 唯一、喜びの表情を見せたのは初出場となった松井秀喜が本塁打を放った際だ。8回二死一、二塁で右翼席に飛び込んだ一撃を見届けると・・・
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週刊ベースボール