名言やサプライズも! 第66回グラミー賞授賞式、必見シーンをレポート【グラミー賞2024】
シザ、歓極まって「みんな、素敵な夜を!」
最優秀R&Bソング賞を受賞したのはシザ。セレブたちがステージに上がる彼女を讃えようとスタンディングオベーションを始めたが、シザはなかなか現れない。観客たちが不安になり始めたところで舞台の袖から走り出てきたシザはマイクの前に立つと「ごめんなさい。今着替えて写真を撮っていて、ここまで走ってきたから息が切れちゃった」と話し始めた。「リゾと私は2013年にレッドブルの小さいツアーに一緒に参加して、100人くらいの小さな会場でオープニングをやっていた頃からの友達なんだ。だから彼女と一緒にこのステージに立てるのは素晴らしいこと。本当に感謝している」。
続けてシザは声を詰まらせながら「ごめんなさい、もう圧倒されちゃって。でもみなさんにはわからないと思う。私はここまでとてもとても長い道のりを歩いてきた。こんなことが起きるなんて信じられないし、まるでフェイクのような感じ」。この言葉に観客たちからも大きな拍手が起きた。シザは最後に「ハイ、テイラー」とテイラー・スウィフトにご挨拶。2人は最優秀レコード賞、最優秀アルバム賞にそろってノミネートされていた。マスコミからは勝手にライバル視されていたがシザはテイラーに「愛してる!」とラブコール。「本当に感謝している。それに私はあまり魅力的に泣けない人なんだ。だからみんな素敵な夜を過ごしてね!」。感極まったキュートなスピーチにセレブたちも改めて歓声を贈っていた。
テイラー・スウィフト、ニューアルバム発売を告知
アルバム『Midnights』で最優秀ポップボーカルアルバム賞を受賞したテイラー・スウィフト。このアルバムに参加したラナ・デル・レイとハグを交わした後ステージに上がったテイラーは、トロフィーを受け取ると「これは私にとって13個目のグラミーなんです」と話し始めた。テイラーにとって13はラッキーナンバー。そのラッキーなグラミーを祝して、テイラーはいきなり大ニュースを投下! 「2年間内緒にしていたのだけれど、4月19日にニューアルバム『The Tortured Poets Department』を発表します」。