名言やサプライズも! 第66回グラミー賞授賞式、必見シーンをレポート【グラミー賞2024】
ステージで予告した通り、受賞後すぐにインスタグラムでアルバムのビジュアルを発表したテイラー。わずか15分で400万を超える「いいね」がついた。
タトゥーを塗りつぶして現れたパリス・ジャクソンに相次ぐ「誰?」の声
アワードといえばレッドカーペットもゴシップやニュースの宝庫。今年ファッション以外で最も注目を集めていたのはパリス・ジャクソン。パリスは全身にたくさんのタトゥーを入れていることで有名。噂によると80以上あるという。でもこの日のパリスの肌にタトゥーは皆無。メイクアップブランド「Cover FX」のファンデーションで全部塗り潰して現れた。タトゥーがないと「一体誰?」状態。レポーターやカメラマンからはパリスだと気が付かなかったという声も飛び出した。
ジェイ・Z、愛娘ブルーとステージに登場
ブラックミュージックに貢献し、世界にポジティブな影響を与えたアーティストに贈られるドクター・ドレー・グローバル・インパクト賞。今年2回目となるこの賞をジェイ・Zが受賞した。ステージの上に愛娘のブルー・アイビーと一緒に上がったジェイ。トロフィーを見ながら「以前はこれはブルーのための赤ちゃん用カップだって言っていたけれど、もう彼女も大きくなって赤ちゃん用カップはいらない。それに彼女は自分のグラミーを持っているから」。
父娘のスイートなシーンになるかと思いきや、そこはジェイ。グラミーに苦言を呈した。「あなたたちには正しくやってもらいたい。少なくとも正しい状態に近づけたい。賞は明らかに主観的だ。全部に拍手する必要はない。明らかに主観的だ。だって音楽だし、その人の意見に基づくものだから」とコメント。さらに「この若い女性を困らせたくはないんだけど」と続けた。「彼女は誰よりもグラミー賞を持っている。でも年間最優秀アルバム賞を受賞したことがない。あなたたちの評価基準に照らしてもそれは通用しない。考えてみてくれ。グラミー賞最多受賞。でも年間最優秀アルバム賞は未受賞」。ジェイは名前を出さなかったがこの「若い女性」が妻のビヨンセを指しているのは明らか。彼女は最優秀アルバム賞にノミネートされているが、受賞したことがなく以前から「人種差別ではないか」と囁かれている。ジェイ曰く「私はナーバスになると、本当のことを言ってしまうんだ」。