【ワールドシリーズ第5戦|採点&寸評:ヤンキース】主砲ジャッジが本塁打を放ってエースのコールは好投も、あまりに痛かった両者の「守備のミス」<SLUGGER>
現地10月30日に行われたワールドシリーズ第5戦は、ドジャースが7対6で勝利して2020年以来のワールドチャンピオンに輝いた。敗れたヤンキースの選手たちのパフォーマンスを採点していこう(10点満点で6を及第点とする)。 【動画】NYのファンが待ちに待った一発!ジャッジのワールドシリーズ初アーチ ▼野手 【1番・2B】 グレイバー・トーレス 5.0 ここまでポストシーズン13試合連続出塁とテーブルセッターとして見事な働きを見せてきたが、今日は5打数ノーヒット。5回2死満塁のチャンスではライトフライに倒れるなど元気がなかった。 【2番・RF】 フアン・ソト 6.0 3つの四球を選び、4回にはライト前ヒットと今日もしっかり貢献。今ポストシーズン通算でも出塁率.469を記録したが世界一には届かず、試合終了後、バットを抱えたままダグアウトで呆然とする姿が印象的だった。 【3番・CF】 アーロン・ジャッジ 6.0 第1打席で待ちに待ったホームランを放って球場を興奮のるつぼに巻き込み、4回にはフェンスに激突しながら打球をつかむ美技を披露したが、5回に何でもないフライを落球。これがきっかけて一挙5点を追いつかれてしまった。 【4番・3B】 ジャズ・チゾムJr. 6.0 初回、ジャッジに続いてドジャース先発ジャック・フラハティからライトへ確信歩きの豪快な一発。だが、2回の2死満塁、4回の2死一、二塁では続けて凡退し、今ポストシーズンは得点圏17打数0安打に終わった。 【5番・DH】 ジャンカルロ・スタントン 6.0 3回、新球団記録となる単一ポストシーズン7本目のホームラン。6回裏には勝ち越しの犠牲フライも放った。だが、8回は1死一、二塁で凡退し、疲労困憊のブレイク・トライネンを攻略できなかった。 【6番・1B】 アンソニー・リゾー 5.0 3回にライトへ痛烈な当たりを放つもムーキー・ベッツの好守に阻まれる。8回は2死一、二塁のチャンスで三振に倒れ、4打数ノーヒットに終わった。 【7番・SS】 アンソニー・ボルピー 5.5 大活躍の前夜の勢いそのままに2回の第1打席でレフトへツーベース。だが5回、無死一、二塁でショートゴロを処理した際に三塁へ悪送球。ジャッジの落球に続くエラーとなり、結果的に悪夢の同点劇を招いてしまった。 【8番・C】 オースティン・ウェルズ 5.0 5回に死球で出塁したが、それ以外は4打数0安打3三振。8回には大谷翔平の打席で守備妨害を取られ、ピンチを広げる結果となってしまった。 【9番・LF】 アレックス・バーデューゴ 6.0 2回、1死三塁からライト前へ弾き返すタイムリーヒット。四球を2つ選び、3出塁と仕事はしたが、9回2死からウォーカー・ビューラーの前に三振に倒れ、最後のバッターとなってしまった。
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