世代交代へ…… チェルシー、FWスターリングの売却を検討か
今季は5ゴール6アシストと好調
イングランド代表などでも活躍したラヒーム・スターリングは、今夏にチェルシーを去る可能性がある。 英メディア『HITC』によると、スターリングは、同クラブの長期的な計画に含まれておらず、移籍リスト入りの可能性があるという。現在29歳のスターリングは、トッド・ボーリー政権最初の大物選手の一人であり、チェルシーの新政権の象徴的な選手であったが、今夏にクラブを離れる可能性があるようだ。 スターリングは、リヴァプールでキャリアをスタートさせ、その後に移籍したマンCでは数多くのタイトル獲得に貢献した実績の持ち主である。しかし、2022年の夏に4750万ポンドという移籍金でマンCからチェルシーに移籍してきてからは目立った活躍ができておらず、特に昨年は、前所属クラブが歴史的な3冠を達成する一方で、自身のクラブはプレミアリーグで12位という苦い結果に終わった。 同メディアによると、そんなスターリングはチェルシーの若手を中心とした計画に含まれておらず、クラブの上層部は同選手をこの夏に移籍させることを検討しているようだ。 しかし今季は、チェルシー加入以降でもベストと言えるプレイを見せており、プレミアリーグの22試合で5ゴール6アシストを記録しているスターリング。今季の残り試合で更なる活躍を見せ、クラブの考えを覆すことはできるのだろうか。元イングランド代表の奮起に期待したい。
構成/ザ・ワールド編集部