新型コロナ専門家会議が会見(全文2)東京・大阪は感染拡大警戒地域
政府の新型コロナウイルス対策専門家会議は1日夜、同会議の第10回会合後に記者会見を行った。 【動画】「『感染拡大地域』では一斉休校も選択肢」専門家会議が見解 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「「『感染拡大地域』では一斉休校も選択肢」専門家会議が見解(2020年4月1日)」に対応しております。 ◇ ◇
感染拡大警戒地域に該当するのは?
脇田:今日、専門家会議のメンバーから、北海道大学の西浦教授、それから東京大学医科学研究所の武藤教授にも参加していただきますので、これからご質問、受けたいと思います。 幹事社:ありがとうございます。じゃあ幹事からぜひ1点お願いします。7ページにあります地域区分の考え方のところなんですけども、地域区分の考え方のところなんですけども、マル1からマル2、マル3とあって、マル3は書いてあるのはなんとなくイメージが湧くんですけども、このマル1とマル2の境界線が少し自治体やなんかも非常に迷うところだと思いますけども、例えばこのマル1に該当するのは、今現在、東京なんかはもうマル1だと思いますけども、例えば4月1日今日現在でこのマル1に該当するのはほかにどういうところがあるのか、その辺をお願いします。 西浦:これ、データを見ていただくと、例えばリンクが未知の感染者数の推移というところで3ページの図の4をご覧いただきますと、今言われた東京は上の図から下の図、これ3月16日から22日までの報告と、それからその下の3月23日から29日までのほうを見ますと、東京はかなり増えているということで、ここは少し感染が拡大しているということは分かりますよね。 それと同じように大阪についても上の図と下の図を比べていただくとリンクが追えない感染者の数が増えているというところで、東京あるいは大阪といったところは、こういった地域に含まれるというふうに、われわれ認識しているところです。