【BCクラシック】日本馬初制覇ならず…フォーエバーヤング3着 坂井瑠星騎手「力を出し切って頑張ってくれた」
日本馬初制覇の快挙はならなかった。フォーエバーヤングが、春のケンタッキーダービーに続いて米国のGⅠで3着。陣営が鍵に挙げていた最内枠のスタートから好位を追走。3コーナー過ぎから坂井騎手の手綱が激しく動いたが、直線で外に持ち出すとしぶとく差し脚を伸ばし、粘るフィアースネスに迫ったところがゴールだった。 「勝てなかったことは非常に残念ですが、ベストは出してくれたんじゃないかなと思います。嫌な枠だなと思いましたけど、逆にそれを生かすように、道中ロスなく進めました。本当に堂々としていて、状態も素晴らしかったです。きょうのところは力を出し切って、頑張ってくれたなというのはあります」と坂井騎手。矢作調教師は「人気になって勝ちに行っているので。最後まで伸びているんだけどね。このあと使うかどうかだけど、来年のサウジカップ、ドバイ(ワールドC)と行く馬。今の世界のダートで強いのはこの(上位)3頭。その中でトップになれるようにしたい」と改めて世界一への意欲を示した。