スタッド・ランスは完敗(C)Getty images

スタッド・ランスが28日、リーグ・アン第31節でクレルモンに1-3で敗れた。 クレルモン戦では中村敬斗と伊東純也を両翼で先発させたスタッド・ランスだったが、31分にはPKからムハメドチャム・サラスヴィッチに決められて失点を喫する。 【動画】中村敬斗が右足ボレー！ しかし、その2分後の33分に反撃。右サイドからのクロスにボックス左の中村が頭で合わせると中央にボールが浮かび上がる。味方が競り合ったこぼれ球に再び反応した中村が右足のボレーで合わせ、同点弾を決め切った。中村にとっては、これが2試合ぶりの得点にして今季リーグ戦4点目となる。 1-1で折り返しを迎えた一戦だが、後半の55分にもPKからクレルモンが加点。スタッド・ランスは67分に中村がアミール・リチャードソン、75分には伊東に代えてボジャーンを送り出す。 追い上げに向けて交代策を駆使していくスタッド・ランスだったが、伊東が退いた直後の77分にチボー・デ・スメットが一発レッドで退場に。すると79分にスローインの流れからエルバサン・ラシャニに沈められて点差が広がる。 結局、試合は1-3でクレルモンが完勝。スタッド・ランスは5試合未勝利かつ3連敗を喫した。今節をまだ消化していない欧州カップ戦圏内の6位RCランスとの勝ち点差は、残り3試合時点で暫定6と上位浮上は絶望的な状況となっている。