完全決着へ朝倉未来vs平本蓮は5分5R「ラストマンスタンディングタイトルマッチ」として開催【超RIZIN.3】
RIZINが7月20日、都内で「超RIZIN.3」(7月28日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の出場選手登壇記者会見を開催した。 メインイベントで行われる朝倉未来(JAPAN TOP TEAM)vs 平本蓮(剛毅會)の一戦が「ラストマンスタンディングタイトルマッチ」として行われることが発表された。 会見で榊原信行CEOが「このカードは通常のRIZINのMMAルールではやらない。特別ルールに変更になる。このカードは何度も言っているが順位を決定する、RIZINの中の今の最強を決める戦いではない。でも、本当に思いの詰まった特別な試合。そして主催者からすると、5分3Rで完全決着がつくのかなといういろいろな思いがある中で、未来もいろいろなインタビューで“ケンカだと思っている”と言っているし、蓮も“ぶっ倒してやる”と言っている。主催者の今の思いからすると2人で決着をつけてほしいと思っている。そんな中で、両陣営と調整をしてラウンド数は5分5Rに。3Rまでに決着がつかなければ、3Rが終わった時点でそこまでの裁定をアナウンスする。判定は通常のRIZINだと5分3Rのトータルマストだが、5Rをトータルマストで判定するのはなかなか大変だし、今回はしっかり見える化をして完全決着を、そしてファンの中でも遺恨を残したくないので、そこも含めて今回は各ラウンドごとに判定していく」と完全決着のために5分5Rとし、判定方法もラウンドごとに変更することを報告。
そして「RIZINとしては初の5分5Rという、この過酷なルールに挑む2人に主催者としてベルトを作って授与したいと思っている。タイトルもいろいろ考えたが『ラストマンスタンディングベルト』というベルトをこの試合のために準備し『ラストマンスタンディングタイトルマッチ』として行います。5分5R最後まで立っていた男にこのベルトを授与する。そういうことにしたい。この場でベルトをお披露目したいと思います」と説明し、ベルトを披露した。 このベルトの運営については「他団体のように防衛していくというような意味合いではなくて、今後も何かラストマンスタンディングベルトとして特別な意味を持った試合を組むことができたときに、その試合ごとに、試合を成立させるためのルールを両陣営と相談して、その都度作って進呈するというものにしたいと思っている。いずれにしても今回は初のチャレンジ。この結果を受けて、ファンの声を聞いて、今後どういう形に昇華していくかは考えていきたい」などと語った。
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