米選挙前に金への投資増加、インフレとポピュリズムに備え-BofA
(ブルームバーグ): 11月5日の米選挙を控え、インフレとポピュリズムに対するヘッジ手段として金への投資拡大が続いている。バンク・オブ・アメリカ(BofA)のストラテジストらが指摘した。
マイケル・ハートネット氏率いる同行ストラテジストは、金に投資するファンドへの資金流入が週間ベースで2020年7月以来の大きさになったとリポートで指摘した。金スポット価格は23日に日中取引で過去最高値を更新した。
金投資は、トランプ前大統領が大統領職に返り咲いた場合に備えてポートフォリオを調整する投資戦略の一環だ。
また同リポートによれば、債券を売って人工知能(AI)関連銘柄を買うといった最近人気のある他の取引は米選挙を前に持ちこたえている。米10年債利回りは今週4.2%を上回り、7月以来の高水準を付けた。AI向け半導体でリードするエヌビディアは上場来高値を更新した。
原題:BofA’s Hartnett Says Bets on Gold Are Rising Before US Election(抜粋)
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Julien Ponthus, Sagarika Jaisinghani