フンメルスの新天地はローマか!? 給与減額で複数年契約を自らアピール
ヨーロッパでのプレイが最低条件
ドルトムントに所属するマッツ・フンメルスが、ローマとACミランに自らオファーを掛けているという。 そう報じたのは『calciomercato.com』。このドイツ人センターバックは6月30日にクラブと契約満了を迎え、退団することを発表している。そしてこれまでサウジアラビアのクラブからオファーがあったが、彼がヨーロッパでプレイすることを望んでいるため断った経緯があった。 さらにセリエAのACミランやユヴェントスへの移籍の噂もあったが、ここにきてローマが新たに浮上した。そして各々のクラブの状況からローマが有力な候補となっているそうだ。 ダニエレ・デ・ロッシ監督はフンメルスに興味を持っており、ディフェンスの強化さらには精神的支柱を担える存在だと認識している。そして彼も給与を減額する代わりに3年契約を望んでいるそう。彼は35歳ではあるが、そのプレイはまだまだ衰えを感じさせない。リーグ戦でも25試合に出場して、90分出続けることも稀ではない。今シーズンは全公式戦で40試合に出場し、チャンピオンズリーグ準優勝にも貢献した。 果たして来季はイタリアへ活躍の場を移すのだろうか。まだローマへの移籍が実現するかどうかはわからないが、いずれにせよ給与の減額を厭わない姿勢を見れば、ヨーロッパのクラブでスター選手である彼を欲しがるチームは多いのではないか。今後の動向に注目したい。