「真の優勝候補」新監督のもとで開幕3連勝を成し遂げたリバプール。新体制のクラブの現状を現地が分析「学んだ4つのこと」
イングランド・プレミアリーグ第3節、マンチェスター・ユナイテッド対リバプールの試合が現地時間1日に行われた。試合はリバプールが3-0で勝利している。英メディア『90MIN』は現地時間3日に、アルネ・スロット新監督のもとで迎えた新時代について、開幕から3試合で判明したことを報じている。 【写真】リバプール、最新年俸ランキング サッカー日本代表MF遠藤航が所属するリバプールは、新監督のもとで迎えた新しいシーズンを控えているということもあり、今夏の移籍市場で積極的に動く可能性が高いと見られていた。しかし最終的には、バレンシアCFからGKギオルギ・ママルダシュビリとユベントスからFWフェデリコ・キエーザの補強のみに終わっている。しかし、開幕から3連勝を成し遂げており、いずれも無失点と圧倒的なパフォーマンスを見せていた。 同メディアは、「8月のリバプールから学んだ4つのこと」と題して、開幕3試合が終了した時点で判明したリバプールの現在地について伝えている。1つ目のポイントとして挙げていたのが、リバプールは依然として優勝候補であるということだ。記事では、「3試合すべてに勝利したチームが2つある。マンチェスター・シティ、そしてリバプールだ。もちろんまだ始まったばかりだが、今シーズンも彼らは真の優勝候補になりそうである」と、監督が変わっても依然としてリーグの優勝候補であることを強調していた。 また、2つ目のポイントとしてスロット監督の戦術的な成功も好調の要因であることを指摘。そして、3つ目にはルイス・ディアスの充実ぶりをあげている。同選手は、開幕3試合に出場して3ゴール1アシストを記録しており、ユーロ2024で大活躍していたコーディ・ガクポをベンチに追いやりスタメンの座を確かなものとした。 そして、最後にリバプール好調のポイントとして挙げていたのが、長年チームを支え続けてきたモハメド・サラーの存在だ。同メディアは、「クロップ監督との大きな不和と昨季の不安定な成績でリバプールでのキャリアは終わりに近づいているように見えた」と述べた上で、「不和と調子の低下は遠い昔の思い出となっている。サラーはここ数週間で最高の状態に戻り、8月だけで驚異的な3ゴール3アシストという数字を記録している。このような調子を維持したエジプトのスターよりも優れた選手はほとんどいない」と、新監督のもとで充実しているエースの活躍が開幕3連勝無失点という結果に繋がったことを強調している。
フットボールチャンネル編集部