怪我で8か月離脱もJ1内定「自分次第」 選手権で復帰…味方にも評価される“存在価値”
前回大会で敗れた広島国際学院へリベンジ成功「勝てたことは良かった」
ちなみに野田は前回大会の敗れた広島国際学院戦に先発フル出場しており「個人的にも凄いリベンジしたい相手で。対戦が決まってからは、すごく身が引き締まりました」と明かしていた。その相手を下して2回戦に進出。「自分たちの力を出し切れたかと言われると、まだまだですけど。勝てたことは良かったのかなと思います」と油断はない。 なお、「本当に昨年よりも一戦一戦に懸ける思いっていうのは、経験している分強いです」と目の前の一試合の大事さ強調しており「チームとして次の2回戦に向けていい準備します」と口にして勝利の余韻を振りほどいていた。その静岡学園の2回戦の対戦校は“ハンドスプリングスロー”で話題を呼んだ高知となっている。 [著者プロフィール] 江藤高志(えとう・たかし)/大分県出身。サッカーライター特異地の中津市に生まれ育つ。1999年のコパ・アメリカ、パラグアイ大会観戦を機にサッカーライターに転身。当時、大分トリニータを率いていた石崎信弘氏の新天地である川崎フロンターレの取材を2001年のシーズン途中から開始した。その後、04年にJ's GOALの川崎担当記者に就任。15年からはフロンターレ専門Webマガジンの『川崎フットボールアディクト』を開設し、編集長として運営を続けている。
江藤高志 / Takashi Eto