マトリックス法によるテクニカル分析(2024/9/20)上昇トレンド発生、2番バス到来?【楽天ウォレット】
本稿ではビットコイン相場を①パターン分析 ②移動平均線(9MA・25MA) ③一目均衡表 ④ボリンジャーバンド ⑤MACD ⑥RSIの代表的な6種類のテクニカル分析で5段階(5→1:強→弱)評価し、その平均で相場の強弱を評価する。テクニカル分析において定点観測と客観性が重要と考える。代表的な分析手法を複数組み合わせることで、恣意性を排除し、精度を高める狙い。
サマリー
総合評点は4.5。前回紹介した835~842万円のレジスタンスを見事に上抜け勝負あり。バンドウォークが出始め、このまま行けば25日移動平均線も上向きに転じ、一目でも3役好転が点灯しそう。相場では、1番バスでも、4番バスでもなく、2番バスに乗れと言われるが、その2番バスが来た格好か。目先のターゲットは全値戻しの936万円、次にダブルトップのネックライン970万円。 なお、こちらでは楽天ウォレットの証拠金取引所のBTCJPYのチャートを使用しております。BTCUSDのチャートはこちらご参照ください(リンク先はTradingView社のサイトです)。
パターン分析
ヘッドアンドショルダーのネックラインの835万円、半値戻しの842万円を先週金曜日に一旦抜けるもダマしに終わったが、週明け火曜日にクリアに上抜け勝負あり。 まずは全値戻しの936万円、ダブルトップのネックライン970万円辺りが当面のターゲット。 評点:5
移動平均線
ゴールデンクロス直後。このまま行けば、そろそろ25日移動平均線も上向きに転じそう。 評点:5
一目均衡表
前回、雲がねじれる17日辺りにチャンスはあるかと申し上げたが、翌18日に上抜け。このまま横ばいで行けば、明日にも3役好転の買いサインが点灯する。 評点:4
ボリンジャーバンド
エクスパンションで上昇トレンド発生、バンドウォークが発生した模様。 評点:5
MACD
ゴールデンクロス、両線上向き。 評点:5
RSI
まだ60近辺で買われ過ぎには達していない。 評点:3
評点
※この記事は「楽天ウォレット」のテクニカルレポートを転載したものです。※この記事では、投資判断の参考のための情報提供を行っておりますが、銘柄推奨や投資活動の勧誘を目的としておりません。また、楽天ウォレットとしても投資勧誘や断定的な予測をおこなうものではありません。※発信された情報に将来の予想が含まれることがありますが、発信者個人の見解であり、またその正確性、信頼性を保証するものではありません。投資の最終判断は、ご自身で行っていただきますようお願い致します。
CoinDesk Japan 編集部