スキマスイッチは“共作”─例えば片方が歌詞に悩んだときはどうする?
スキマスイッチの常田真太郎が、デビュー20周年の心境や過去の大変だった時期、今後やりたいことを語った。 常田が登場したのは、6月16日(土)放送のJ-WAVEの番組『ORIENT STAR TIME AND TIDE』(ナビゲーター:市川紗椰、槙野智章)。様々なジャンルで個性的に輝き、自分らしく活躍する人をゲストに迎え、現在から未来のビジョンを伺う番組。ポッドキャストでも配信している。
20年、あっという間な気もするけど…
常田は高校卒業後、多数のバンドにキーボードとして参加。インディーズのレコーディングエンジニアなどもおこないながら、大橋卓弥との出会いをきっかけに1999年にスキマスイッチを結成。2003年にメジャーデビューし、20周年を迎えた。 市川:20周年イヤーですが、もう20年なのか、まだ20年なのか、今の心境は? 常田:記憶としては昔のことのほうが思い出しやすくて。そうなるとあっという間かなっていう気もするんですけど、やってきたことを年代で見てみるとすごくやってきているなって。 市川:どんなことが印象に残っていますか。 常田:ベスト盤(20周年記念ベストアルバム『POPMAN'S WORLD -Second-』)を出させてもらったので、それを受けてのツアーもしたんですけど、2023年末に日本武道館でベスト盤も含めた総決算って感じでライブをさせてもらって。そこで20周年にこんなことやるよって最後に連続で発表したんですね。例えばスキマフェスやトリビュート盤が出ます、夏にアルバムが出ますとか。それをどういう順番でどのタイミングで発表したらみんなが「おおー!」って言ってくれるかなって、何回もシミュレーションして。それをドンドンって出したときに、歓声が徐々に上がってくるわけですよ。終わったときには騒然としていて、ザワザワで、やってよかったなって。そう思った5分後くらいに「これ、全部やるのか」ってすごいプレッシャーでした。 市川:言ったからには(やらないといけないから)。