2013年マスターズ王者、アダム・スコットがトップジュニアたちにレッスン!
2024年10月15日神奈川県横浜CCにて、アダム・スコットによるセミナーとトークショーが行われた。「ユニクロ アダム・スコット ジュニアチャンピオンシップ 2024」に出場した2名の学生を含む、関東在住のトップジュニア19名が参加した。
「44歳になっても夢を追い続ける気持ちを忘れない」
このセミナーは、ユニクロが行う「ユニクロ ネクスト ジェネレーション デベロップメント プログラム」の一環で、「フューチャー ゴルファーズ セミナー2024 with アダム・スコット」と名付けられている。アダムの「プロゴルファーを目指す日本のアマチュア選手に自身の経験を伝えたい」という思いがベースにあり、日本での開催は今年で7回目。 「JGAがここ10年くらい頑張っている若手育成がいまは効果が現れているんじゃないかと思うし、ユニクロとJGAがタッグを組んだこのイベントは、若手の成長にも繋がる素晴らしいイベントだと思う」と、嬉しそうに話した。
まず始めにコースでウォームアップの仕方やバンカーショットの技を披露。「スティンガーを打って!」や「ローフェードが見たい!」などジュニアからのリクエストに笑顔で応じ、それを見たジュニアから拍手が送られる場面も。その後西12番ホールでは、148ヤードのパー3でニアピン対決を開催。緊張した面持ちのジュニア3名との対決で、アダムはピンまで1m60cmに寄せるというスーパーショットを見せつけた。 クラブハウス内で行われたトークセッションでは、自身がジュニアだった頃を振り返り「19歳までコーチをしてくれた父を始め、ぼくがプロを目指すことに協力的だった家族や、キャリアの中で出会ったコーチやトレーナー、いろんな人にサポートしてもらったお陰で今がある。当時は何をすればいいかよく分からなかったり、時には怠けてしまうこともあったけど、練習しなさいと発破をかけてくれる両親もいたし、小さい頃からプロゴルファーになりたいというモチベーションがあったからよく練習したし、トレーニングもしたし、よく寝たし、こうやってプロになれたことはラッキーだと思う。練習練習練習練習……ではなくて、メンタルも体も休めることが大事」と参加者たちにアドバイス。