ソフトバンク石川柊太がFA権行使「うちに来て、との思い伝わってくるかを大事に」…ヤクルトが「調査」
ソフトバンクの石川柊太投手(32)が8日、国内フリーエージェント(FA)権行使の申請手続きを行った。事務所を訪れた石川は、交渉で重視する点を「『一番うちに来てほしい』という思いが伝わってくるかどうかを大事にしたい」と語った。球団関係者によると、ソフトバンクは残留を求めている。 【写真】ノーヒットノーランを達成し、笑顔を見せる石川投手
石川は東京都出身。2014年に創価大から育成ドラフト1位で入団した右腕は、18年に13勝を挙げ、コロナ禍でシーズンが短縮された20年に最多勝(11勝)と勝率第1位のタイトルに輝いた。23年には西武戦で無安打無得点試合(ノーヒットノーラン)を達成した。
今季は先発や中継ぎで計15試合に登板し、7勝2敗。通算成績は56勝41敗8ホールド、防御率3・32。
小川ゼネラルマネジャーは8日、石川について「調査はしたい。先発でも中継ぎでも万能型のパワーピッチャーという評価になる」と語った。